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初競りで、マグロを高値で競り落とすメリットとは?

初競りで、マグロを高値で競り落とすメリットとは?
 2017年には、マグロ一匹7,420万円の「出費」だったが、今回は、3億3360万円の出費である。
  
果たして、『すしざんまい』の『喜代村』は、儲かるのであろうか?


      



https://www.sanspo.com/geino/news/20190105/sot19010508310003-n1.html
大間産マグロが3億3360万円 豊洲「初競り」で最高値
※以下引用文
『豊洲市場の初競りで、寿司チェーン「すしざんまい」を運営する「喜代村」に競り落とされた一番マグロ
  昨年10月に開場した豊洲市場(東京都江東区)が旧築地市場(中央区)から移転して初の新年を迎え、5日早朝、今年最初の取引となる「初競り」が開かれた。


278キロの青森県大間産クロマグロが3億3360万円(1キロ当たり120万円)で落札され、東京の中央卸売市場で記録が残る1999年以降、最高額となった。』
 


 
2017年に、マグロの初競りで、一匹7,420万円でセリ降ろした時の記事
 
https://www.gunjix.com/entry/2017/01/05/174618
※以下引用文
『新春恒例のマグロの初競りが行われ、大間産のクロマグロが最高値7420万円で落札された。落札したのは、これまた毎年恒例となっている寿司チェーン「すしざんまい」の社長であった。
 
 一匹7,420万円と言えば寿司ネタにすると販売前の原価で一貫当たり5000円を超える計算になる。
 
それをなぜ、「すしざんまい」は通常価格である一貫300円前後でお客に提供できるのだろうか?
 
売れば売るほど赤字になってしまう大サービスだ。
 
これにはシロウトには理解できない列記とした商売上のカラクリがあるからだ。
 
解りやすく言うと昔からあるコトワザ「損して得取れ」の商売テクニックを実践しているのだ。
 
7,420万円で「すしざんまい」がクロマグロを競り落としたニュースはNHKをはじめテレビ各局のニュースとして繰り返し報道される。
 
新聞やインターネットでも競り落とした「すしざんまい」のお店の名前が繰り返し報道される。
 
これを、他のお店が普通に行っているTVCM料金や新聞・ネット広告代金に換算すると軽く5億円を超えるテレビや新聞などへの露出効果になる。
 
マグロ一匹7,420万円の「出費」で5億円分のマスコミへの広告「出費」と同じ効果が得られるという訳だ。
 
これだけではない、原価で一貫当たり5,000円のマグロを300円で食べた客10,000人以上が「すしざんまい」は美味しいうえに安いお店であると周りの人々に口コミで宣伝してくれる効果も計り知れないだろう。
 
こうして「すしざんまい」は商売がますます繁盛するという仕組みなのだ。
 
「すしざんまい」は損をするどころか、結果的には安い買い物をして莫大な儲けを生み出す実に頭の良い寿司チェーン店だということがこれで、おわかりいただけただろうか。』




資本主義社会では、お金を使えるものがより多くのお金を手にするものだ。


日本のソフトバンクは、常にお金を使って大きな買い物をする。


先日もソフトバンクをグループから独立させて上場させた。3兆円近くのお金を売り上げ、時価総額も7兆円ほどになった。


そのお金で、また大きな買い物をしていくのだろう。


すしざんまいの3億円の買い物は、元が取れなければマイナス経費として節税対策となるだろうし、全く腹は傷まない。売上高は259億円 (2016年9 月現在)の会社である。