100種類以上の野菜を作る 家庭菜園

出来るだけ固定種の野菜を作り、自家採種しています。

ベト病対策を調べてみた


ベト病菌を太陽熱消毒で、やっつけることができるか?


≪ハウスにおける太陽熱消毒の効果≫ 転載元
 http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/8/3/2/8324d45a809bbdc7ebb5ec4acecfdd57.pdf#search=%27%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%A7%E3%82%A6+%E7%86%B1%27


夏期の高温期(7~8月)にビニールなどでマルチし、太陽熱を利用して土壌消毒。
 土壌の表層温度を40℃以上で約1か月間を行う方法。
  
≪効果が高い≫
 各種作物の苗立枯病、白絹病、菌核病、バーティシリウムによる半身萎凋病、フザリウムによる萎凋病、萎黄病、つる割病、センチュウ類、雑草種子
  
≪効果が不安定≫
 ナス科青枯病、トマト根腐萎凋病、メロン黒点根腐病
  
≪効果がない≫
 トマトモザイク病
 
 
≪露地における太陽熱消毒の期間と防除効果≫
 
処理期間5~10日  防除効果◎ (高い)
 野菜類苗立枯病(リゾクトニア菌、ピシウム菌)
  
処理期間5~10日  防除効果○ (一重被覆で防除可能)
 ハクサイ根くびれ病
  
処理期間20~30日  防除効果○ (一重被覆で防除可能)
 ハクサイ根くびれ病、レタスビックベイン病、エンドウ茎えそ病、アブラナ科野菜根こぶ病、ホウレンソウ萎凋病、キュウリつる割病、ダイコン萎黄病、センチュウ類
 


と云うことで、ベト病対策では、太陽光消毒の効果のほどはわからない。




ベト病について調べてみた。


 『玉ねぎ べト病から守る徹底対策! - のりのりらんど』から転載

ベと病の特徴
 
 ベと病は、ネギ、タマネギをはじめキャベツ、ハクサイなど多くの野菜に感染します。10~15度の比較的低温で降雨が続くと発生しやすくなります。


感染力が高く、発病すると急速にまん延するのが特徴です。
 
病原菌は卵菌類と呼ばれるカビの一種で、胞子を形成して空気伝染します。また被害株の残さとともに土壌中に残って次作にも影響します。発生を確認した場合は速やかに対処しましょう。』
 
《ベと病の発生を防ぐポイント》
 
☆発病した圃場での連作は避ける。
☆発病した株はすぐに抜き取り、処分する。
☆圃場の排水を良くし、密植は避けて風通しを良くする。
☆敷きワラやビニールマルチにより土壌からの感染を少なくする。
 
そもそも「べト病」とは?
 
糸状菌(かび)が感染していく病気です。
べと病菌は土中に残りやすいので、連作は避ける
全身感染株が原因で、春先に周囲の株に2次感染、更に一面に広がる。
4月以降に2次感染が増加。
4月下旬まで二次感染株が見られな場合でも、
 5月中旬にかけて急激に増加することがある。
 
薬剤を使用するとき 
①発生前は予防効果の高い薬剤を定期的に散布。
  春先の暖かくなる前や曇雨天が続く前の散布がおすすめです。
②発病後は治療効果の高い薬剤を散布。
③薬剤散布時に、展着剤を一緒にまぜて使う。



ベト病対策としては、無農薬なら『抜き捨てるか焼却処分する。』


農薬なら色々ある。