100種類以上の野菜を作る 家庭菜園

出来るだけ固定種の野菜を作り、自家採種しています。

男のロマン

「DASH島」と金スマ「ひとり農業」が好きで、時々見ている。





DASH島の基地は、舟屋である。
 雨風を防げて、中には大きな囲炉裏があり、暖を取り、湯を沸かし、煮炊きする。
 周りは海に囲まれている。
 天然マガキを採ったり、ナマコもいる。もちろん魚は豊富である。




一人農業の草葺きの屋根である。


一方、「ひとり農業」では、人力で田畑を耕し、米を作り野菜を育てる。


DASH島での生活は漁であり、こちらは農耕である。


 山からは山フキやタケノコ、タラの芽やウドなど山菜が豊富に採れる。


 誰もが一度は、憧れを持つ自然の中での自給自足の生活。
しかし、実際に生活するとなれば一大事である。


 番組制作には、バックには専門家が家作りの技術やノウハウを教えてくれるだろうし、野菜作りでも同様である。また、作りたい家の経費を考える必要はない。


どちらも体験学習の延長のようなものであるが、不思議と郷愁に駆られる。


 魚を釣ったり、山の幸を探したりするのは、きっと太古の昔からの記憶が、からだに刻み込まれているのかもしれない。


 火をみると心がやすらぐ。
 炎の揺らぎは、いつしか遠い昔の懐かしい思い出をよみがえらせるようだ。



 私のまわりには、一人農業を実践している人やDASH島の小屋作りや物作りを楽しんでいる人がいる。みんな、現役を引退した年金生活者たちである。




 畑に掘っ立て小屋を建てて、のんびりと野菜作りをしていた老人がいた。




 時々、遊びに行っておしゃべりをした。
いつもススで真っ黒になったやかんでお湯を沸かして、インスタントコーヒーを入れてもらっていた。



そのお爺さんも、もう5年も会っていない。
 畑は草でぼうぼうになってしまった。
5年前に軽い脳梗塞をおこしてから、家庭菜園を止めてしまった。
 年の頃は、もうとっくに80歳を過ぎているだろうか。



また、別の老人で家庭菜園をブルーベリー畑にして、そこに掘っ立て小屋を建て、内装を奇麗に飾って、楽しんでいる人もいる。今年で78歳になったと言っていた。


 彼は、家を建てるのが趣味で、現在住んでいる自分の家も一人で作ったと言う。




畑の隅に掘っ立て小屋を作った







 そして、その内装が凝っている。
 畑の中の掘っ立て小屋の内装とは思えない出来栄えだ。




ここは、この中で過ごすための部屋では無い。
単なる観賞用の部屋だ。一つの作品である。
 


小屋の中には、3部屋あって一部屋だけ休息するために使っている。


時々、集合がかかって、この狭い部屋で、何人かでお茶会をする。
 彼も、すでに後期高齢者である。
いつまでも健康に留意して、長く楽しんでほしい。






私も負けずに掘っ立て小屋を作った。


それが、大人の遊び場の秘密基地である。


小屋の広さは50坪である。




 談話するテーブルである。





 部屋は、現在漬け物製造場となっている。






 昔は応接室室だった。しかし農作業には合わないので、多目的な物置場に変えた。






この秘密基地全体は、生き物小屋でもある。
らんちゅう、めだか、そしてにわとりを飼っている。


もともと『らんちゅう』のブリードを目的に作った『金魚ハウス』であった。


 ブルーシートで作ったらんちゅう池







 アライグマから金魚を守るために金網で防御している。







そして、鶏小屋がある。


現在、15羽のボリスブラウンという鶏を飼っている。


 鶏小屋は3部屋作ってある。






妻が教えている塾生が、鶏を見たいと何度か遊びに来た。













 
勤めている会社の若い社員が、子どもを連れて鶏や金魚を見にやって来た。






 鶏小屋の前には、洗濯機が設置してある。
 畑仕事で汚れた作業服や手袋を洗うためだ。
 洗濯機は、会社の廃棄品で立派に動くものを頂いた物だ。






 
作業服や手袋を洗って干す。



 一緒に基地を管理している先輩相棒がいる。


物作りが趣味で、基地のほとんどを彼が作った。


材料を調達したのは私である。



彼の道具置き場である。





 作業場も兼ねてある。







 
彼は片付けのプロである。




 
全ての道具は私のも含めて、彼が管理している。


私は、使いぱなしでよく無くす。
 




 年に5回ぐらいらんちゅうのブリーダーが集まって、研究会を開いている。
昔は、20人ぐらい集まったが、年々減っている。








 
会は、昼食の弁当を食べてお開きとなる。








 
会員の育てたらんちゅう当歳魚







もう一つ金魚ハウスが、別にある。。






この場所で、先輩相棒と二人で、らんちゅうとめだかのブリーディングをしている





今年繁殖予定の『雲州三色めだか』である。







そして、休日になると後輩の友達がこの小屋に遊びに来る


その後輩とは畑作りを20年ぐらい一緒に続けている





冬は寒いので暖房器具が必要である
下の画像の薪ストーブは、ガスボンベを加工したものであり、かなりの熱量がある。










以前は、時計型の薪ストーブを使っていたが2,3年で錆びてボロボロになってしまうので、上記のものに変えた。






 秘密基地の周りに、全部で300坪の畑がある。







 一冬分の蒔きは、周りの山の雑木を切って準備してある。







 薪の一部







 私の住んでいる我孫子市は、東京のベットタウンでけっこう都会的ある。








しかし、ここは周りが山に囲まれた土地なので、田舎の雰囲気を味わうには絶好の場所である








 バブル期に宅地化を予想して開発した「地目山林現況畑地」の土地である
 バブルははじけて、土地の値段は下がったが、水道もあり、電気もあるので、山の中の別荘か山小屋にいるような感じになれる絶好の遊び場所である。