家庭菜園の土壌改良に取り組んでいる
今年から、理想的な土壌に近づけるために、土壌改良に取り組んでいる。
まず、理想的な土壌とは何なのかを理解することから始めなければならない。
そして次に、土壌を肥沃にするにはどうしたらよいかを理解し、実践して行く。
その方法が、おぼろげながら分かってきた。
3つの条件から理解出来る。
それは、物理性、化学性、生物性が優れていることが、理想的な土壌だということである。
そして、理想的な土壌にして行くには、これら3つの条件を改善して行くことである。
①物理性とは、土壌の構造、通気性、水はけ(排水性)、水持ち(保水性)が優れていることである。
これは、別な言い方をすれば、「土を団粒化させる」ことである。
②化学性とは、土壌のpH(酸性度)や肥料成分が整っていることである。
③生物性とは、土壌に住む生物の多様性が優れているということである。
今回は、①の物理性を整えていく土壌改良に取り組んだ。
落ち葉や腐葉土を畑に鋤き込めば、土はフカフカの状態となり、通気性や水はけが良くなる。さらには、落ち葉や腐葉土などの有機物は土壌に住みつく微生物に餌になり、それらの分泌する糞や粘着質によって土がくっつき合って団粒化される。
大量の落ち葉を畑に撒いた。
その落ち葉を土に鋤き込んで行く。
耕耘機で3回ぐらい耕した。
落ち葉だけでなく、その下に堆積した山の天然の腐葉土を集める。
落ち葉を取ったあとに、長い間に腐って固まって完全に腐葉土になったものである。
その腐葉土を畑に撒く。
上記画像の7袋分の量である。一袋15㎏ぐらいの量を詰め込んだ。
ホームセンターで買ったらたいへんである。12㎏入りで1180円もする。
7袋分でざっと計算して、1万円以上になるだろう。
山で取ってくれば、タダである。
最初に落ち葉を鍬込んでから、1ヶ月が過ぎた。
腐葉土を撒いてから、耕耘機で2回耕した。
土は、フカフカの状態になっている。
こちらは別の畑に、落ち葉を大量に撒いた。
鋤き込んた状態の土である。
全体を3回耕耘した。
1ヶ月ぐらい経った後に、2回耕耘した状態である。
こちらの畑には、腐葉土は撒かない。
落ち葉を拾い集めるのは簡単であるが、腐葉土は道路のアスファルトにこびり付いてしまっていて、熊手で剥がしながらかき集めるのは簡単ではない。
つまり、体力が持たない。
時間を掛けて、無理せずにやって行こうと計画を変更した。
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