大根の自家採種に挑戦
今年は、3品種の大根を自家採種する。
練馬大長尻大根
下の画像は、昨年自家採種した大根である。
※画像および文は『野口種苗店』からの引用
練馬大長尻大根
『尾張の方領大根が江戸に渡り、関東ローム層の深い耕土で長く変化し成立した。丸尻、中長、中太等あったが、現在は代表種の大長のみに。』
『大きく成長した大根を干してたくあん漬けにする。その他煮物、切り干し、大根おろし等なんにでも良し。』
≪昨年度の練馬大長尻大根の種採種の画像≫
2018/4/26 交雑を防ぐため防虫ネットで囲った。
2018/5/30 大根の莢が膨らんで色づいてきた。
2018/6/12 大根の莢が黄色くなってから刈り取って干しておいた。
長い莢と短い莢を割って種を取り出してみると、どちらも6粒の種が入っていた。
種の大きさは違うようである。
2018/7/15に、全部の莢を手で割って採取した。
「練馬大長尻大根」は、沢庵ダイコンの固定種である。
アブラナ科の自家採種は、結構気を遣うものだ。
他と簡単に交雑してしまうので、他と隔離したり、防虫ネットで囲ったりしないといけない。また、種が硬いので、カラカラに乾かしてから、まとめて足で踏んで殻を潰して取り出す方法が、ネットの記事で紹介されていた。
以下の大根は、今年初めて自家採種する固定種の大根である。
大蔵大根
※画像および文は『野口種苗店』からの引用
大蔵大根
『明治初期、東京世田谷区大蔵の石井泰治郎が、秋づまり大根と代々木の源内大根の自然交雑種を改良し選抜固定した。』
『おでんなどの煮物にしてとてもおいしい。漬物にしても柔らかく歯切れよいので、べったら漬などの高級漬物に最適。早まきして太くなり過ぎた時は、二つ割りして干すと早く干し上がる。』
宮重総太大根(F1青首総太大根の元祖)
昨年は、小さな大根しか残っていなかったので、花は咲いたが、途中で大根が腐ってしまった。
今年は太い大根を3本残した。
※画像および文は『野口種苗店』からの引用
宮重総太大根
『華北の青首系大根が方領大根と交雑して生れた。室町頃には存在していたと思われる。
現在市場を独占している総太り型交配青首大根の原形。品質が良いが、交配種に比べてウイルス等の耐病性に弱く、ス入りが早いのが欠点。』
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