100種類以上の野菜を作る 家庭菜園

出来るだけ固定種の野菜を作り、自家採種しています。

3年前の記事 人生を楽しく過ごす

以下の記事は、3年前にブログに載せたものである。
あれから、自分の生活はどのような変わっているのだろうか。


『貝原 益軒の名前を知ったのは、中学校の歴史の教科書。
江戸時代の儒学者であったと言うぐらいの知識しか持ち合わせていない。
    ※画像はwebからの借り物


今回たまたま「人生を楽しく送るために」と言うことで検索していたら、貝原益軒にたどり着いた。
70歳で現役を引退し、次の年から著述業を始めたと言う。
そして
81歳の時に「楽訓」で、人生を楽しむ意義と、楽しむ方法を書き上げた。


私の人生のモットーも「一度しかない人生だから楽しく生きたい」である。
そして、人生のテーマは「有り余る余暇時間をどのように使ったら楽しい人生が送れるか」である。


私の場合は、少し早熟なため53歳で現役を引退してしまった。
少し判断を誤ってしまったようで、55歳からまた働き始めた。


現在63歳であるが、まだまだ人生のテーマの回答は見つかっていない。
少しわかったことは、老後の有り余る時間を飽きることなく使えるのは、働くことであると言うことだ。


仕事の内容は、別に生きがいになるようなものでなくとも十分である。
単純作業の肉体労働であったとしても、与えられた仕事をこなしているだけで時間を忘れてしまうほどだ。


しかし、これは自分で仕事を見つけているわけではないので、他力本願である。


理想は、人に雇われるのではなく、自分で仕事を考えて自力で有意義な楽しい時間を費やすことである。


その理想に向かって、有給休暇をフルに使って1年に3回は9連休を作ったり、1か月に3連休を2回作るように工夫している。
5日働いたら2日休んで、次の週は4日働いて3日休むと言うリズムである。


そして、65歳を過ぎたら一日5時間ぐらいの仕事にシフトする。
70歳ぐらいになったら益軒のように完全に仕事から引退する。
それからが人生の本番である。


私の人生のテーマ


「老後の有り余る余暇時間を楽しく過ごすためには、どのように過ごすべきか。」』


以下は、3年前にブログ記事


現在、66歳になった。
私の勤めている会社は、定年が無くなったようだ。
そして、今年も昨年同様に継続勤務となった。
勤務時間は5.5時間のショートパートである。
職種は、リーチフォークリフトでパレットに積まれた整備品を、保管倉庫に運ぶ仕事である。
内容的には、3時間ぐらいの労働である。
フォーク乗っているので、1日に歩く歩数を数えたら、5000歩から6000歩が良い所だ。
軽作業の部類に入るだろう。


趣味を中心とした生活をしているが、色々と必要なものが出てくる。
野菜を作るにしても、種を買ったり、肥料を買ったり、農薬を買ったりとお金が必要である。そのお金を生み出すために、パートタイマーの仕事をしているわけである。


現代において、人生を楽しむためには、妻に気兼ねしないで使えるお金が必要である。


昔、大先輩で退職までにへそくりをためた人がいた。その人は60歳で定年して、趣味人生を始めた。酒とカラオケが好きで、何度かカラオケに付き合わされた。残念ながら癌になってしまって、66歳の時に亡くなってしまった。


へそくりは無かったが、元気なうちは遊ぶ金は自分で稼いで、遊ぶことにした。
妻も52歳で教員を退職してから私塾を経営している。儲けの出ない経営だ。
彼女も稼いだ金は、自分で好きに使っている。


人生を楽しむためには、一番大事なのは金ではない。
健康である。
健康な老人には、いい時代である。
安く使ってくれる企業がゴロゴロ存在する。
若者には、出来ないような単純労働でも、年よりはマイペースで苦にならない。


同じ会社に、膀胱癌を患っている同世代の同僚がいる。
現在の日本の進んだ医療では、膀胱癌では死なない。
しかし、当人にとっては中々完治することが無いので、一生付き合っていく煩わしさがあるようだ。
彼にとっては、何もしていない時間が嫌だと言っていた。
その気持ちはわかる。
彼は8時間労働をしている。働いていれば気持ちがまぎれると言っていた。
そして、車はハイブリッドのクラウンに乗っている。
3年ごとに新車に乗り換えるために、毎月車貯金をしているという。
車が大好きで、奥さんを乗せてあちこちをドライブするのが趣味だと言っていた。


彼にとっての仕事は、心の健康を維持するための大事なものである。


何億円ものお金を稼ぐ、お笑い芸人のタケシの最近の記事で、奥さんとの離婚調停に入っているとの情報を得た。金があり過ぎて不幸になって行く感じがしてならない。
正月を刑務所で過ごしたカルロスゴーンも、金の亡者に成り果ててみじめな思いをしている感じがする。


『かねが人生のすべてではないが 有れば便利 無いと不便です 便利のほうがいいなぁ 』とは、相田みつをのことばである。


健康であることに過ぎることは無いが、金はほどほどで調度いいのかもしれない。