踏み込み温床の温度管理が難しい
踏み込み式温床の切り返しを行ってから1週間が過ぎた。
温床は、かなり堆肥化してきたので、発酵熱の持続時間が短くなっている。
12月22日トマト苗空間の温度 12月28日(1週間目)の温度
12月27日に、隣の温床に野菜残渣と糠を投入して切り返し作業を行った。
温床内部温度が15℃ぐらいに下がってしまっていた。
切り返し後2日目で、27℃まで上昇している。
本当は、野口牧場の第一次発酵の終わっている牛糞堆肥を買いに行ったが、年末年始の休業で休みだった。1月5日(土)まで、手に入らないので、野菜残渣や糠など、N/Cの低いものを投入して、再発酵させて持たせようと考えている。
トマト苗は温床を掘ったところに、受け皿の上にポット苗で育苗してある。
ポット苗の場所は、計5重のビニールで温度が逃げないように、囲ってある。
中のトンネルに不織布を補強した。
今までは4重だったが、これで5重に囲ったことになった。
①ハウス ②温床全体 ③ビニトン ④不織布トン ⑤苗床トンネル
温床はハウスの中にあるので、5重にビニールで囲ってある。
このハウスは、南側の杉林のせいで、冬場は朝の少しの時間と午後からの西日しか日が当たらない。
そのため、晴れた日でもあまり温度は上がらない。
現在は、トマトの越冬計画で使っている温床であるが、年が明ければ本来の目的の苗作りが始まる。
以下の画像は、今年の春の苗作りの様子である。
2018/2/12(月)の画像
温床は二部屋に分けてある。
2018/3/29(木)の画像
真ん中の白い発泡箱は、その中で催芽蒔きを行っている。
2018/3/29(木)の段階でのトマトの苗木
2018/3/29(木)の段階でのナス類の画像
12月30日朝 内部温度 表面温度
昨日は、隣の部屋の表面温度が5度まで下がったので、移動させた。
温床は、内部温度が30℃以上必要である。
トマト苗を越冬させるには、最低温度が5℃である必要がある。
現在、内部温度は34℃で表面温度の最低温度は9℃となっている。
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