100種類以上の野菜を作る 家庭菜園

出来るだけ固定種の野菜を作り、自家採種しています。

遊べないのはお金のせいじゃない!

「遊べないのはお金のせいじゃない!」という所ジョージの深い言葉
by 大谷由里子  


※ 引用『年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。
人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。


かつて、タレントの所ジョージさんがこんなことを言っていた。
「お金がないから遊べないんじゃなくて、遊ぼうとしないから遊べないんだ」
わたし、けっこうこの言葉大好きです。
たしかに「遊ぶ」って、パワーがいる。時間を作らなければならない。
お金も作らなければならないかもしれない。
他人と遊ぶなら、気も使わなければならないこともある。
でも、「遊び」は、心を豊かにしてくれるとわたしは、信じている。
だって、「遊ぶ」ことによって、今まで自分が知らなかった世界を発見できるかもしれない。
自分が知らない価値観を知ることもできる。
何より、楽しい。』



友人が、真夏の早朝に汗だくになって畑の草取りをしていたことがある。
彼は学校の先生で、夏休みの時期で時間は結構ゆとりがあるはずだった。
彼は言った。
「忙しくて畑に来れない。」と。
それは、違う。
彼にとっては、野菜つくりよりも、他にしたいことがたくさんあるからだ。
野菜つくりの優先順位が低いだけである。
子どもたちの大会の応援にもいかなければならない。
自分の趣味のマラソンの練習もしなければならない。
もちろんゴルフの練習は、何が何でも優先したい。
「しなければならない」のではなく、それが「したい」のだ。
畑の草取りなんか、楽しくもなんともない。
それをしないと、野菜がうまくできないのはわかっている。
自分で作った野菜を食べたいために、最低限度の時間を割いているだけだ。


現在の私にとっては、仕事なんかは暇つぶしの小遣い稼ぎだ。
5,5時間のショートタイムにして、働く時間を減らした。
やりたい趣味が多すぎて、時間が足りないからだ。
ちょっと油断すると、畑は草で埋まる。
にわとりは、一日でも餌を与えなければ、大騒ぎだ。
金魚だって、採卵から育てるのは大変だ。
めだかは、いっぱい増えすぎて、選別が間に合わない。
菜園は、自分の分だけで200坪ぐらいを耕作している。


人それぞれに、人生の楽しみ方は違う。
何もしなくて、家でゴロゴロしていられるなら、それはそれで幸せなことだ。
私のように、一日中趣味に追われて生活しているのは、一種の障碍者だ。
昔から、動いていない時と云うのは、風邪を引いてぐったりしている時だ。
これは性分だから、一生治らないだろう。